新羅王朝の都として栄えた慶州

慶州(キョンジュ)は、慶尚北道南(キョンサンブクド)東部の都市で、ソウルからは車で約4.5時間、釜山(プサン)からは約1.5時間の距離にあります。慶州は新羅王朝(BC57頃~AD935)の都として、約千年もの間栄えた歴史のある場所です。比較的温暖な地域であるため、自然豊かで四季折々の景色がすばらしく、特に春は美しく桜が咲き誇ることで有名です。人口は30万人ほどで、車両の往来も他都市に比べ比較的少なく、空気も澄んでいます。

 

慶州の観光は大きく分けて、慶州中心部の観光と、慶州近郊の観光とに分けられます。慶州中心部の観光としては、世界遺産の“仏国寺(プルグクサ)”や“石窟庵(ソックラム)”、伝統工芸品の職人たちが集う“慶州民俗工芸村”のある仏国寺圏、150以上の寺跡、120以上の石仏、96以上の石塔があり、寺跡や石仏の宝庫とよばれている“南山”のある南山圏。瞻星台(チョムソンデ)や天馬塚(チョンマチョン)などのある慶州市内圏。新羅の文化や歴史をテーマパークで体験できる“新羅ミレニアムパーク”のある普門(ポムン)観光団地圏の4エリアがあります。慶州の近郊観光としては、西岳里(ソアクリ)古墳群のある西岳(ソアク)圏、月城 孫(ウォルソン ソン)氏と驪江 李(ヨガン イ)氏によって形成された伝統民俗村“良洞民俗村(ヤンドンミンソクマウル)”のある北部圏、祇林(キリム)寺のある東海圏の3エリアがあります。なお慶州では、南山地区、月城地区、大陵苑地区、皇竜寺地区、山城地区の5地区が“慶州歴史遺跡地区”として、ユネスコの世界文化遺産に指定されています。

 

慶州は「屋根のない博物館」と言われており、歴史的な遺跡が野外にたくさん残されています。これら歴史的景観を壊さないよう、高層ビルなどは慶州市の許可なく建設できないようになっています。そのため街全体が開放的で景観がよく、千年古都の伝統と素朴さを肌で感じ取ることができるスポットとして、観光客が絶えず訪れています。

 

四季折々の景色が楽しめます。

慶州には古墳が多く存在してます。

日本とよく似た四季のある気候

慶州は、大陸性気候にやや近い温帯性気候に属すため、気候が日本と似ています。日本と同様に四季があり、6月末ごろからは梅雨もあります。春や秋は、日中は暖かくても夜になると冷えみ、冬は空気が乾燥し寒さを感じる日が多いため、コートやマフラー、手袋などで装備する必要があります。

 

慶州の年間平均気温は12.5度と比較的温暖で、降雨量は年平均943.3㎜ほどあります。

慶州は、紅葉も楽しめる自然豊富な観光地です。

【慶州の基本情報】