韓国の近代史に重なる眞露の歴史
転機となった希釈式製法
眞露の次の転機は、'65年の「糧穀管理法」の改正でした。これにより、穀物を使った蒸留式焼酎の生産が禁止され、焼酎の生産は全面的に希釈式に変わったのです。希釈式は、さつまいもなどのでんぷん類を原料とする酒精(アルコール)を水で薄める方式で、穀物の消費を抑えるための措置として採用されました。
希釈式による焼酎の質の変化と、生産施設の大幅な改良を余儀なくされたことは、眞露をはじめとする焼酎ブランドにとっては大きな試練となりました。眞露は、この試練の時期に合わせて、シンボルマークのひきがえるの向きを、従来の右向きから左向きに変えたのです。



